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県内でインターネットや携帯電話などを利用したいわゆるサイバー犯罪による去年一年間の検挙件数がおととしを上回ったことが県警のまとめでわかりました。去年、県内でサイバー犯罪で検挙されたのは21件で、前の年に比べ4件増えました。

最も多かったのが詐欺の11件で、インターネット上に車を販売すると嘘の内容を掲載し、被害者に現金を振り込ませて騙し取るなどの手口で検挙されています。このほか、児童ポルノ法違反が4件、脅迫が3件などとなっていて、携帯電話の出会い系サイトを利用して女子高校生を相手に買春した事案や、メールで交際相手を脅迫するなどの事件も実際に起こっています。

また、県警に寄せられたサイバー犯罪に関する相談は633件で前の年より少なくなっているものの、架空請求や、高額な請求に関する相談は依然として多くなっています。