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人はいかに年齢を重ねるか、そのメカニズムを理解し高齢者がより良く生きられる社会をめざして様々な方面から加齢について考える国際会議が、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで3月2日から4日までの日程で開かれています。

この会議は、老化が人にどのような影響をもたらすかを医学的に十分理解し、そのうえで高齢者が尊厳をもって生きられる社会を考える「ジェロントロジー」と呼ばれる学問の国際会議です。沖縄では初めての開催で、主催した日本ケアフィットサービス協会の釜堀信雄理事長は「沖縄では高齢者が元気で社会的に尊敬されている」としてジェロントロジー実践の宝庫であると挨拶しました。

また会議では、映画「レインマン」のモデルとなったキム・ピークさんが、生まれてからずっと彼のサポートを続ける父親のフランシスさんとともにインターネット中継で講演し、「人間にはそれぞれ違いがあり、それを認め合い尊敬することでよりよい社会ができる」とメッセージを送りました。