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今回、沖縄へ武者修行に訪れたのはフランスで空手道場を開いているモンセフさんら7人。いずれも15年から30年の空手歴を持つ彼らが毎日6時間に渡る猛稽古で学んでいるのが沖縄空手の『裏技』です。

『裏技』とは広く知られているこのような競技用の一般的な型に表れない動きのこと。危険な技でもある『裏技』の特徴は相手の動きを利用しながら攻撃と防御を同時に行うこと。たとえば表の形ではこのように相手の正拳突きを防御するだけですが、これが裏技になると、突きを受けると同時に相手の脇の下のあばら骨が一番弱いところを同時に攻撃し、一瞬で勝負を終わらせます。

世界の人々を魅了し、愛されている沖縄の空手。その奥義が空手魂を持った欧米の彼らにも海や歴史を越えて受け継がれていきます。