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昨日行われた少年少女レスリング大会です。沖縄本島だけでなく、沖永良部島からも子どもたちが出場し開かれた大会は3年後の沖縄インターハイも見据えたもので、未来のヒーロー、ヒロインたちが登場しました。

2010年に沖縄で開催される「全国高校総体」の主役となる選手の育成と、レスリング競技の底辺拡大を目的に、今年で3回目を迎えた「県少年少女レスリング選手権」には、下は4歳から上は中学生までの総勢120人が出場しました。

與那嶺明輝くん「レスリングの世界チャンピオンになりたい」

頭にかっこいいレザーを入れ、気合たっぷりなのは、去年の大会でもこのクラスで優勝した幼稚園生の與那嶺明輝(あさひ)くん。明輝くんのお父さんは、所属するレスリングクラブ「やんばる」のコーチをしています。

與那嶺将義さん「本人も将来オリンピックに出たいといっているので、そうなってほしい。期待しています」

また、お兄ちゃんやお姉ちゃんもレスリングをやっていて、家族みんなで夢を追いかけているのです。

決勝戦、明輝くんは勇猛果敢に積極的な攻めを展開!ポイントを稼いで、優勝!連覇達成です!

與那嶺明輝くん「(試合を振り返って)おもしろかったです。(今後の練習について)ふざけないで、頑張りたいです」

全国大会へもつながる県内最大の大会とあって、低学年の可愛らしい試合だけでなく、周囲も思わず声援を送りたくなる気迫溢れる試合など、数々の熱戦が繰り広げられました。

小学校高学年の部(5〜6年)では、去年、全国大会で準優勝を果たした36キログラム級の大城一晟(いっせい)くんが決勝で豪快な飛行機投げを見せるなど、テクニックで他を圧倒。大会の連覇を達成しました。

大城一晟くん「(将来の夢は?)オリンピックで金メダルを獲って、表彰台に乗ってガッツポーズをすること」

そして、3年後の沖縄インターハイで将来のヒーローとして注目されるのは小学6年の与那覇竜太くん。去年7月、県勢として初めてレスリングの全国大会で優勝という快挙を達成しただけでなく、何と柔道や相撲でも県大会でトップに君臨するスーパー少年なのです。

与那覇竜太くん「(インターハイに向けての目標は?)全中(全国中学大会)でも優勝したいし、インターハイも優勝したいです」