※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
アメリカ海兵隊は13日朝、県や地元の反対を無視して、名護市キャンプシュワブ訓練水域でのパラシュートの降下訓練を強行しました。これについて仲井真知事は「認識の違いがある」と不快感を示しています。
海兵隊のこの水域での降下訓練はおよそ7年ぶりです。アメリカ兵は午前中3回に渡って3人から4人の単位で訓練を繰り返していて、午前11時までに22人の兵士がパラシュートで降下しました。着水した兵士は周辺で待ち受けていたゴムボートに乗り込んでキャンプシュワブに戻っています。嘉手納基地に続く地元を無視した訓練の強行に反発が強まることは避けられません。
仲井真知事は13日午前中、アメリカ軍基地の視察に向かう前にQABのインタビューに答え、「パラシュート訓練は最近少し多い。本来伊江島でやることになっているはずなのに、どうも解釈の違いがあるみたいだ」と語りました。仲井真知事が13日に視察するのは嘉手納基地とキャンプ瑞慶覧で、キャンプシュワブには向かわないということです。