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キャンプシュワブでパラシュート降下訓練を行うとのアメリカ海兵隊の通告に、仲井真知事は「決められた場所でやってもらいたい」と述べ、日米の合意内容について改めて確認する考えを示しました。
仲井真知事は9日の定例記者会見で、「陸域の場合は民家に降下したり、海域であっても漁船の操業に不安を与える。決まった場所、決められた場所でやってもらいたい」と述べ、嘉手納、伊江島、今度はシュワブと、矢継ぎ早に行われる訓練のあり方に疑問を呈しました。そして96年の日米合意に触れ「日本政府は『陸域での訓練のみ伊江島に限定する』と解釈するなど、曖昧な部分がある」と述べ、早急に国に確認する考えを明らかにしました。
また、普天間基地の移設予定地、辺野古沿岸部での環境アセスについて、国が8日、業者に対する入札手続きを始めたことに、「県も今のV字型滑走路案には反対。地元名護市でも議論が続いている。この段階で国が先行するのはいかがなものか、残念でならない」と不快感を示しました。