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目まぐるしい経済成長を続けている中国への投資を巡る最近の状況についての専門家の講演会が1日那覇市で開かれました。このセミナーは、中国への企業進出を検討している県内企業向けに琉球銀行が企画し、企業経営者およそ100人が集まりました。

対中投資の日本側の窓口となる日中投資促進機構の事務局長を務めたみずほコーポレート銀行、顧問の菅野真一郎さんが講演し、中国に進出する際、日本企業が留意すべき事を解説しました。この中で菅野さんは、「中国はコストが安いという感覚だけで進出するのは危険、企業が最も得意とする製品や分野で進出すること、そのためには立地条件や流通網、合弁相手など綿密な事前調査を行い、トラブルを避けることが企業にとって望ましい」とアドバイスしました。

また菅野さんはリスクを伴う中国相手の進出には人材育成が大きなウエートを占めると話すと、参加した企業経営者らは真剣な表情で聞き入っていました。