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那覇市の首里城公園で復元作業が行われていた「書院」と「鎖之間」が完成し、27日から一般公開されます。書院・鎖之間は、琉球王国時代に国王や王子が日常の政務を行ったり冊封使や薩摩の役人などをもてなす部屋として使用されていたもので、2003年から、復元工事が行われていました。
途中、おもな資材であるチャーギが確保できず工事が中断することもありましたがこのほど完成し、27日土曜日から一般公開されることになりました。釘をほとんど使わない伝統的な工法で組まれた柱や梁が当時の面影を偲ばせる書院・鎖之間では、今後、見学客にお茶やお菓子を出して王国時代の雰囲気を楽しんで貰うというもてなしも予定されています。