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北部訓練場の一部返還に伴うヘリパッドの移設問題で21日、移設先の東村高江区民を交えて移設問題を考える集会が那覇市で開かれました。
新たに建設される6つのヘリパッドのうち、最も近いものは集落からわずか400mと激しい騒音が予想されることから、高江区では建設反対の決議をしています。しかし、環境アセスの手続きも最終段階に入り、着工を目前に控えていますが、高江区の仲嶺区長は「住民への説明は一切ない」と憤り、建設阻止に向け力を貸してほしいと訴えました。
沖縄大学の桜井教授も日本の環境アセスの欠陥は自然環境だけを対象にし、社会環境への影響を調査しないことだと指摘しました。高江区民らは22日那覇防衛施設局などにヘリパッド建設の中止を求めることにしています。