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62年前の1945年、広島で被爆したピアノの音色を聞いて平和について考えようという演奏会が豊見城市で開かれました。演奏会は広島市の市民グループ「翼をひろげる会」が開いたもので、会場となった豊見城市の老人福祉施設にはお年寄りや近くの住民など50人余りが集まりました。

ピアノは1945年、広島市の爆心地から約2キロの民家で被爆したもので、広島市内に住む所有者が社会に役立ててほしいと会のメンバーに贈りました。

19日は県内の演奏家がクラシックや沖縄民謡などを奏でました。主催者は「このピアノも人間と同じように、つらく、悲しい体験をした。音色を聞いて、平和への思いを新たにしてくれれば」と話していました。