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県内で畜産の盛んな八重山地域で13日、今年初めての牛のセリが行われました。牛の島と呼ばれる竹富町黒島の家畜市場には、農家が手塩にかけて育てた生後八ヶ月前後の子牛が朝早くから次々と搬入されました。

家畜市場は去年から整備が進められ、今年の初セリでは新築されたセリ場が使われました。セリに先立ち関係者が塩を撒いて清め、今年の高値取引などを祈願しました。

去年は黒島家畜市場で3億7000万円の取引があり、過去最高を記録しました。初セリでは子牛など207頭がセリにかけられ、黒毛和種の子牛が60万600円と最高値をつけました。