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太平洋地域への新たな展開ということです。アメリカ軍が最新鋭の戦闘機F22Aを来月から嘉手納基地に一時的に配備することがわかり、反発が高まっています。
F22Aはレーダーに捉えられにくいいわゆるステルス性を持つ最新鋭戦闘機で、アメリカ本国以外への配備は初めてです。アメリカ軍はこの戦闘機12機を来月初めから数ヵ月間暫定的に配備し、配備に必要な人員およそ250人も配置する計画です。この最新鋭機の配備について、けさ、嘉手納基地のモールトン司令官が嘉手納町の宮城町長に電話で伝えました。
嘉手納町・宮城篤実町長「(司令官が)F22Aの太平洋における新たな展開としてグアム、ハワイに入れる。その一環として嘉手納基地に配備すると話していた。基地機能(強化)につながるという立場から反対する」
嘉手納基地には先月、最新鋭の迎撃ミサイルPAC3も日本国内で初めて配備されたばかりで、基地機能の強化が進むばかりだと嘉手納町では週明けにも沖縄市や北谷町と対応を協議します。