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亜熱帯特有の貴重な生物や長寿の研究などに取り組んできた亜熱帯総合研究所の研究成果を紹介するシンポジウムが那覇市で開かれました。
亜熱帯総合研究所は沖縄やアジア太平洋地域の開発や学術研究の振興をめざして10年前に設立されました。研究所ではこれまでに88件の研究に取り組み、その成果を生かして事業化された実績がある反面、多くが活用されず埋もれてきたとして研究成果を紹介しようとシンポジウムを開いたものです。
シンポジウムでは5人の研究者が、抗酸化作用の強い沖縄の薬草の研究や1960年のチリ地震で太平洋側から来た津波が沖縄本島の裏側にも及んだことなど、さまざまな研究の成果を紹介。研究成果の活用について自然博物館を作り県民と調査研究の結果を共有する方法を提案していました。