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6人目の県知事に就任した仲井真弘多知事が11日県庁に初登庁し、向こう4年間の県政運営に決意を示しました。

仲井真知事は午前9時、大勢の県職員の歓迎を受けて県庁に入り、職員に知事の名札をつけてもらい笑顔を見せました。その後、6階の執務室に向かい知事のイスに座り、「立派なイスですね」と感想を述べました。そして初めての庁議に臨み、12月議会に提案する議案を審議しました。

また、県民ホールで行われた職員への訓示で、仲井真知事は「経済の自立なくして真の沖縄の自立はない」と、経済政策への決意を訴えました。その一方で、仲井真知事には普天間移設を始めとする基地問題が待ち構えています。

就任の記者会見で仲井真知事は、普天間の3年以内の閉鎖について、危険性の除去の方策を示してほしいという要求だと答えました。また、県内移設を容認する考えを示していることを問われた仲井真知事は「仮定の議論すぎて、そのご質問にはお答えできかねます」と述べ、具体的に言及しませんでした。

経済と基地、仲井真知事にはこの多くの課題が待ち構えています。