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来年度から県の村づくり交付金を利用した事業が始まる宮古島市吉田集落で地域おこしを考える講演会が開かれました。
事業のスタートを間近に控えて開かれた講演会には、恩納村と東村で新しい地域づくりに取り組んだリーダーが講師に招かれました。恩納村商工会の名城一幸さんは修学旅行生を受け入れて三線教室やキビ刈りなどの体験学習を実施していることを紹介。「地域の人が体験の場を提供してこそ『本物』で他の地域との差別化につながる」と地元主導の重要性を語りました。
また東村の元職員でふるさと振興会社を起こしエコツアーなどの体験型観光を提供している山城定雄さんも地域の人たちを巻き込んで収入を地域にもたらす方法について語りました。会場には吉田集落の人たちが訪れ、メモを取りながら熱心に耳を傾けていました。