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4日東京で開かれた普天間基地の移設方法などを日米で話し合う審議官級協議で、アメリカ側は緊急の際に双方向から離着陸するための進入灯の設置を断念したことがわかりました。

日米審議官級協議は午後2時から東京で開かれ、日本側から外務省の梅本審議官や防衛庁の金澤防衛政策局次長、アメリカ側からは国防総省のローレス副次官が出席しました。

最大の焦点となっていたのは辺野古沿岸案のV字型滑走路の進入灯に関することです。アメリカ側は緊急時に航空機が滑走路のどの方向からでも着陸できるよう双方向に進入灯を設置することを求めていました。3時間半あまりの協議の結果、アメリカ側は双方向からの進入灯の設置を断念、政府は地元の要望にこたえた形です。

ただ、今月知事に就任する仲井真氏は公約で辺野古へのV字型滑走路の建設に反対していて、中旬にも開かれる普天間基地の代替施設協議会でどこまで主張できるか注目されます。