パトリオット部隊が発足
アメリカ軍が最新鋭の迎撃ミサイル、パトリオット・PAC3の配備を進めている嘉手納基地で、正式に部隊が発足しました。
米陸軍ジョン・スウォード准将「きょう、陸軍は正式にPAC3部隊を沖縄に配備し、歓迎します」
PAC3部隊マシュー・マイケルソン司令官「我々はこのエキサイティングな任務を、歴史ある沖縄で遂行することを誇りに思います」
嘉手納基地に新たに発足したのは、アメリカ本国のテキサス州から移駐し、イラク戦争でも戦った部隊です。
PAC3の配備に住民が強く反発しているからか、会場ではマスコミの動きが通常よりも制限され、兵士へのインタビューはシャットアウト。アメリカ軍はミサイル本体をはじめ、装備品の搬入を完了。兵士も総数の3分の2にあたる400人がすでに配置され、連日、基地内で移動訓練が行われています。
アメリカ軍は年内にPAC3の運用を開始する予定で、住民の怒りや不安をよそに準備が進められています。
アメリカ軍が最新鋭の迎撃ミサイル、パトリオット・PAC3の配備を進めている嘉手納基地で、正式に部隊が発足しました。
米陸軍ジョン・スウォード准将「きょう、陸軍は正式にPAC3部隊を沖縄に配備し、歓迎します」
PAC3部隊マシュー・マイケルソン司令官「我々はこのエキサイティングな任務を、歴史ある沖縄で遂行することを誇りに思います」
嘉手納基地に新たに発足したのは、アメリカ本国のテキサス州から移駐し、イラク戦争でも戦った部隊です。
PAC3の配備に住民が強く反発しているからか、会場ではマスコミの動きが通常よりも制限され、兵士へのインタビューはシャットアウト。アメリカ軍はミサイル本体をはじめ、装備品の搬入を完了。兵士も総数の3分の2にあたる400人がすでに配置され、連日、基地内で移動訓練が行われています。
アメリカ軍は年内にPAC3の運用を開始する予定で、住民の怒りや不安をよそに準備が進められています。
嘉手納町議会がパトリオット配備に抗議決議
今回の迎撃ミサイルの嘉手納基地への配備に関して、嘉手納町議会は30日臨時議会を開き、抗議決議を全会一致で可決しました。決議では、議会や基地周辺の自治体が配備を反対しているにも関わらずミサイルを強行に搬入した上、配備場所などの情報の開示もないことが町民の怒りや不安を増幅させていると指摘。ミサイルの配備場所や機能を開示するよう求めています。
議会ではF-15のオーバーラン事故と航空機が放射性物質を使用していたことについての抗議決議も全会一致で可決し、アメリカ大使や嘉手納基地司令官などに送りました。