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筋ジストロフィーの難病と闘い、社会生活に必要な24時間介護給付を求めて県に不服審査請求をしている男性が27日、審査会委員に対して口頭陳述を行いました。
この問題は、筋ジストロフィー患者で重度身体障害者の大城渉さんが、自立支援法に基づき名護市から給付される1日11時間の介護給付では不十分で、命の危機にかかわるとし、名護市に24時間介助の給付を申請しました。しかし名護市は終日介助の必要性は認められないとしたため、大城さんは県に不服審査請求を行い、27日、審査会委員に対し、実際の生活状況や介護時間が足りないことで命の危機の不安を抱いて生活している現状を口頭陳述しました。
会見した大城さんは、人の生命のかかわる問題に対して予算がないという名護市の回答はおかしいと指摘しました。大城さんらは会見後、県知事宛の署名を県に提出しました。県の不服審査委員会の審査報告は、12月10日までに出る予定です。