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19日行われた県知事選挙は、稲嶺県政の継承発展を訴えた前の県商工会議所連合会会長の仲井真弘多さんが初当選しました。
一夜明け、仲井真さんは浦添市の自宅で大勢の報道陣に囲まれ、「もう緊張です。一生懸命仕事をしようと。むろん相手候補と4万票近い差はあっても30万の投票がありましたから、それを越えて137万の県民のお世話役としてしっかりやっていく」とあらためて当選の喜びと今後の抱負を述べました。
経済振興を訴えて当選した仲井真さんは、失業率を全国並みに引き下げると公約。また普天間基地を3年以内に閉鎖すると主張し、政府との協議会の場で対応を協議すると話していますが、これらの課題にどう取り組むのか、具体的に示すことが求められます。
稲嶺知事の後継者仲井真さんが当選したことを受け、名護市の島袋市長は「我々はV字案容認という立場を貫いていますから、名護の主張も理解するように相談したい」と述べました。島袋市長は仲井真さんが知事に就任する12月11日以降に会い、意見交換を行う方針です。
一方、辺野古で10年余りにわたり基地建設をとめる運動を続けている金城祐冶さんは、基地建設に反対する糸数さんが敗れたことに「誠に残念至極」と述べ、ショックを隠しきれません。
なお、QABでは20日のステーションQで当選した仲井真さんをスタジオに招き、当選の喜びや新知事としての抱負などを聞きます。