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旧暦の９月に行われるパーントゥは、国の重要無形文化財に指定されています。今年もあらゆるところに容赦なく泥を塗って厄払いをしました。
小さな子供にとっては怖い存在のパーントゥーは、実は幸せを呼ぶ神様。お父さんもお母さんもどんなに子どもたちが泣き叫んでもパーントゥに差し出します。
また、今年新築された家では縁起がいいとはいってもパーントゥがお構いなしに泥をたっぷり塗ってまわるため、さすがにお母さんは困り顔です。
きのうは大勢の人が見物に訪れ、逃げ惑いながらも、島尻の伝統行事を楽しんでいました。パーントゥ、きょうまで出現するということでちょうど今頃、あたりは子どもたちの悲鳴や泣き声でいっぱいかも知れません。