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琉球王朝最後の国王、尚泰王の息子である尚順男爵に関連する資料が新博物館の開館を前に県に寄贈されました。

寄贈された資料は書軸や巻物、尚順男爵夫妻の肖像画などあわせて7点です。尚順男爵は骨董書画の収集にも力を注いだことで知られ、戦火をくぐりぬけ東京の尚家で保存されていたものや、戦後になって収集されたものなどが県に贈られました。

尚弘子さんは戦前に本土で行われた展示会の目録を知事に見せながら「王朝を偲ぶ資料の大部分は灰になってしまったが新博物館でこれらをぜひ展示して欲しい」と期待を寄せました。