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お年寄りの困惑した顔が目に浮かびます。沖縄市の老齢年金受給者およそ1万3000人が、介護保険料を誤って徴収されていたことがわかりました。
コザ社会保険事務所によりますと、沖縄市在住の年金受給者のうち1万3053人が、8月に支払われた年金から誤った介護保険料を徴収されていました。このうち、規定額より多く徴収されていた人はおよそ8800人、最高額は4万円近くにものぼり、対して4200人余りは徴収額が不足していたため追加徴収されることになります。
介護保険料の年金からの控除額は各市町村が決定しますが、介護保険料の改定に伴い、控除額の増減されたデータを、コザ事務所が沖縄市から受け取った際に入力し忘れたことが事故の原因だということです。
コザ事務所では受給者それぞれに文書で謝罪するとともに処理作業や確認を徹底し、再発防止につとめるとしていますが、作業方法や確認体制に批判の声があがりそうです。