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安倍新政権が正式にスタート。その二日目は、新旧大臣がそれぞれの省庁での事務手続きに追われました。内閣府の沖縄担当大臣に就任した高市早苗新大臣が前の大臣の小池百合子さんとの事務引継ぎを行いました。一方、小池前大臣は復帰後最長だった任期を振り返り職員を激励しました。

事務引継ぎはきょう午前、内閣府の大臣室で行われ高市新大臣が、小池前大臣を出迎えました。高市大臣は、沖縄・北方問題の他に、科学技術政策や少子化、男女共同参画などあわせて5つの担当を兼任するため、小池前大臣からは「名刺の半分が肩書きで埋まるのでは」と言われ改めて、責任の重さを自覚したようでした。一方、在任期間が730日と復帰後最も長く沖縄担当を勤めた小池前大臣は事務引継ぎの後、内閣府の職員を前に、退任のあいさつをしました。

「沖縄の重要性、北方問題の重要性は何も変わりません。まさに、国家の安全保障そのものではないかと思っています。」

小池前大臣はこのように述べて、国家安全保障問題で総理補佐官を務める上で今後も沖縄問題に力を入れていく考えを示しました。一方、稲嶺知事は来月上旬にも、上京し安倍総理をはじめ、関係する大臣と直接会って沖縄が抱える問題の解決についての尽力を求める予定です。