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嘉手納基地の周辺住民に深刻な爆音被害を与えている戦闘機の未明の飛行について、嘉手納基地のモールトン司令官は、未明の飛行を避けることは極めて難しいと述べました。
嘉手納基地では7月下旬、4日間にわたってF-15戦闘機など44機が未明に離陸し、周辺の住民地域に爆音が響きました。再三の中止要請にもかかわらず未明の飛行を強行するアメリカ軍に対し、3つの自治体でつくる三連協のメンバーがけさ、嘉手納基地を訪れ、第18航空団のモールトン司令官に深夜・早朝の飛行を中止するよう改めて申し入れました。
しかしモールトン司令官は、本国に向け離陸する場合の計画立案に関して私に権限は無く、極めて難しいと答えました。
三連協・宮城篤実会長「彼が持っている権限の範囲の中で努力すれば変えられるものはないかと」「極めて難しいということです」
宮城会長は司令官の回答は抽象的な話ばかりだと不満を示していました。