小学生クラス対抗30人31脚出場校紹介、4回目のきょうはとにかく明るい子供達と熱血先生が、固い絆で結ばれた沖縄市の美原小学校5年4組です。
30人31脚、きょうは、とにかく明るい子どもたちと熱血先生が、固い絆で結ばれた沖縄市の美原小学校5年4組です。
児童「明るくて、面白い、熱血、熱血、熱血!」
年々児童数が増えている沖縄市の美原小学校で特ににぎやかな5年4組。そんなクラスを率いる熱血先生とは…
児童「ペ・ヨンジュン、ぺ・ヨンジュンって言う自分で」「ゴリラだ。ゴリラだよな」
児童「むっつー!」
うーん…何はともあれ、この人が、金城睦治(むつはる)先生。歌手の長淵剛と、永ちゃんをこよなく愛する、まさに熱血な先生なのです。そして、こちらの長男格の皇志、ちょっと恥ずかしがり屋の一輝、そして少々小柄な龍哉が、いつもクラスを沸かせる坊主3兄弟。そんな4組は学校の隣にある美里公園で6月から練習を行っています。
睦治先生の呼びかけで、美原小学校では、同じ5年生で、スポーツ万能なクラスメイトが多い1組と、こちらも男女の仲が良く、元気な3組も30人31脚に出場するため、昼休みなどに汗を流しています。
この日、美原小5年4組は、読谷村の古堅南小5年2組と合同練習を行いました。古堅南小の川満先生は金城先生の10年来の親友。川満先生は、去年初めて30人31脚に挑戦していて、実は、睦治先生はその影響で今年初参加を決めたのです。
川満先生「すぐ報告したら、じゃあやると」
古堅南小、さすがに経験者の川満先生の指導のせいか、次々と揃った走りを展開します。その練習を横目で見ながら、美原小は…
「ここはなんでか?」そこには、あの3兄弟。練習そっちのけのここにも、あの3兄弟。「先生痛い、パンツ濡れた、バシッ(叩かれる)」そして… 女子に叱られるのも3兄弟。クラス全員での走りでも、古堅南小が完走する一方で、美原小は10メートルごとに転倒。あまりの違いに焦りを感じたのは子どもたちだけではありません。
金城先生「何人かがね、あー俺燃え尽きたとか、ハー 誰のせいか? みたいな感じで愚痴言っている人がいたよな、手上げてごらん」「雰囲気ぶち壊しじゃないか」その後、クラス全員での再チャレンジ。
金城先生「転んでもいいよ、そのかわり、その後ね」「ピー1234、1234」転ばない4組。初めてのことに、驚きながら、子どもたちは走り続けます。ゴールまであと5メートル。新記録でした。
「みんな声出せたし、気持ちを一つにできた」
金城先生「根性はないですよ」「のりのよさと、男女の仲の良さぐらいですかね」「絆が深まればいいかなと、こうした大きな活動通して」
どこにも負けない、明るさと絆の強さで、美原小5年4組38人は、1つのゴールを目指します。
全員「よろしく!!!」
小学生クラス対抗30人31脚あすは、最終回です。浦添市の浦城小学校を紹介します。