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あの手この手で飲酒運転の撲滅を目指します。実際に飲酒運転を体験してその危険性をわかってもらおうという試みが宜野湾市で行われました。

飲酒運転体験教室は損害保険会社などが宜野湾市の自動車学校で実施したもので、およそ20人が参加しました。参加者たちはまず正常な状態で運転技能の診断を受けた後、およそ1時間実際にビールや泡盛を飲みました。

「(Q:どれぐらい飲んだ?)島酒が2杯目、ビールが2本」「酔っぱらっています」

そして実際に飲酒検知をして、酒気帯びの基準値を超えたことを確認すると再びコースを走りました。

酒を飲む前は皆さん運転技術に問題はありませんでしたが、酒を飲んだ後は縁石に乗り上げたり、安全確認が遅れたりと普通免許取得のための試験レベルに照らしても全員が失格となりました。

「自分の考えでは大丈夫でも、乗り上げてしまった」「確認ができない。自分では確認していると思っているが、遅れている。言われて気づいた。(飲酒運転を)やるべきではないというのは本当に思いました」