※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

飲酒運転撲滅へ初の試みです。伊平屋村で学校職員が死亡事故を起こすなど、全国で飲酒運転による悲惨な事故が相次いでいます。そのため警察庁では今日から一週間を全国一斉飲酒運転取締り強化週間に指定して、県内でも主要幹線道路などでの取締りを強化します。

県内では先月、伊平屋村で学校職員が飲酒運転して死亡事故を起こしたほか、飲酒運転の検挙件数が今年7月末現在で5169件と、大阪府に次いで全国で2番目に多くなっています。

警察庁ではきょうから今月18日までを「全国飲酒運転取締り強化週間」に指定し、県警も県内の幹線道路や繁華街で取締りを強化します。那覇市内ではきょう夕方から、国道329号の上間交差点で交通安全協会の会員など15人がノボリや看板を持って、ドライバーに飲酒運転の防止を訴えています。

そのほか県警では今週金曜日に県下一斉取締りを実施するほか、飲酒運転を知りながら酒を飲ませるなどの飲酒運転の教唆やほう助にあたる行為も取締りを強化する方針です。お酒に関わるモラルの低下が社会問題になっている今、県民全体の意識改革が求められています。