ザ・スポーツ 戦いの舞台は白い砂浜!ビーチサッカー
青い海をバックに、白い砂浜で繰り広げられる、ビーチサッカー。去年は、初のワールドカップも開催され、日本が4位に入る大健闘。これをきっかけに国内の人気も盛り上がってきていますが、先週、日本サッカー協会が主催する初の全国大会の沖縄予選が行われ、県代表が決定しました。
先週土日の二日間、糸満市で行われたビーチサッカー大会。早い試合展開と、柔らかい砂浜ならではのアクロバティックなテクニックの応酬に会場は熱く盛り上がりました!
また、今大会は日本サッカー協会が初めて主催したビーチサッカーの日本一を決める第1回の全国大会とあって、出場する各チームとも気合が入りました。
県大会には12チームが出場。このうち、県勢だけで組織した、三和ビーチサッカークラブは今大会の優勝候補の一角。このチームの柱であり、監督も務めるのが前泊誠輝さんです。
普段、重機のオペレーターとして働いている前泊さん。仕事は毎日夕方6時過ぎまで。チームメイトも全員が前泊さんと同じように昼間働いているため、練習は週に1回だけ。そんな中でも、去年、沖縄県のサッカー協会が主催した全国大会で準優勝の成績を残しています。
前泊誠輝さん「今年もそのまま勝って行ったら、ソーマとまたベスト4であたる。今回は負けないように、再々リベンジで勝って決勝まで行って、自力で(全国大会)行きたい」
この三和の前に立ちはだかる強豪はビーチサッカー日本代表12人のうちの8人が名を連ねる、国内初のプロチーム、ソーマプライアとブラジル人プレーヤーを中心としたレキオスFCの2チーム。
大会には、11月のW杯を控え、全日本の鳥飼監督も選考視察に訪れ、緊張感も漂いました。
さて、では、ここで簡単なビーチサッカーの基礎知識をご紹介!
1チーム5人編成で行われる試合は、時間が1ピリオド12分間の2〜3ピリオド制。1ピリオド12分間は短い気もしますが、通常の芝の上のピッチに比べ、砂の上では、足をとられ、さらに強い日差しは、照り返しもあり、体力は見た目以上に奪われます。
コートの大きさも通常のサッカーの3分の1程度と狭いことから、結果、試合展開は速く、得点シーンも多くなり、一瞬にして攻守が入れ替わるなど、目が離せません。さらに、砂の上でのボールコントロールは難しく、個人技を生かした場面が数多く生まれるのも魅力!プレーヤーも観客も、サッカーの旨みを十分に堪能できるのです!
大会初日、リーグ戦B組に出場した三和ビーチサッカークラブは、順当に勝ち星を挙げていきます。
お父さんの試合には毎回来ているという家族の声援も受けながら、前泊さん、この後の試合も勝って三和がB組を1位通過。決勝トーナメントに進出します。ところが・・・。決勝トーナメントで、チームウェストに三和が苦戦します。
0対0で迎えた最終第2ピリオド。開始5分、1点を決められると、それまでの緊張が切れたように続けざまにさらに2点を奪われます。前泊さんも必至に食い下がりますが・・・。結局0対3で敗れました。
試合後すぐにビーチに飛び込み子どもたちと遊ぶ前泊さん。負けた悔しさを、子どもたちの笑顔と、波で流します。
前泊さん「夢は自分の子どもが大きくなってビーチサッカーの日本代表になってくれたら、自分は練習させていたかいがあるな〜」
そして、全国大会行きの切符をかけて今大会、決勝戦で合間見えたのは、やはり、ソーマプライアと、レキオスFCでした。
ソーマプライア・河原塚毅選手「とくに今回は第1回ということで、ずっと歴史に残る大会だと思うし、国内は国内で、やっぱりチームとして勝たなければならない」
レキオスFC・若林邦広選手「開幕戦はちょっとみんなガチガチなったりして、はじめは上手くいかなかったんですけど、最後の方は気持ちで勝ち上がって来たという感じがします」
試合は、0対0のまま中盤第2ピリオド。均衡を破ったのはソーマでした。11番吉井のコーナーに河原塚が左足で合わせ先制します。しかし、レキオスもその1分後、4番外間が河原塚をかわしてシュート!同点に追いつきます。その後も互いに追いつ追われつで2対2の同点として、最終、第3ピリオドへ!
レキオスは、気持ちで負けたくないと語った若林の言葉通り、果敢にソーマに襲い掛かります!そして、中盤レキオスの8番、ジュリオが頭で押し込み3対2と再び逆転すると、さらに、ジュリオから、右サイドの5番エデルにボールがわたり駄目押しの4点目。ブラジルコンビの活躍で、レキオスFCが第1回大会の初の沖縄県代表の座に輝きました。
初の全国大会は全国12チームが参加して、10月の14日と15日、沖縄で開催されます。なお、準優勝のソーマプライアも、九州大会へ派遣されることが決まっていますので、そこで勝てば、全国大会で再び、県勢同士の対戦も見られる可能性が残っています。
青い海をバックに、白い砂浜で繰り広げられる、ビーチサッカー。去年は、初のワールドカップも開催され、日本が4位に入る大健闘。これをきっかけに国内の人気も盛り上がってきていますが、先週、日本サッカー協会が主催する初の全国大会の沖縄予選が行われ、県代表が決定しました。
先週土日の二日間、糸満市で行われたビーチサッカー大会。早い試合展開と、柔らかい砂浜ならではのアクロバティックなテクニックの応酬に会場は熱く盛り上がりました!
また、今大会は日本サッカー協会が初めて主催したビーチサッカーの日本一を決める第1回の全国大会とあって、出場する各チームとも気合が入りました。
県大会には12チームが出場。このうち、県勢だけで組織した、三和ビーチサッカークラブは今大会の優勝候補の一角。このチームの柱であり、監督も務めるのが前泊誠輝さんです。
普段、重機のオペレーターとして働いている前泊さん。仕事は毎日夕方6時過ぎまで。チームメイトも全員が前泊さんと同じように昼間働いているため、練習は週に1回だけ。そんな中でも、去年、沖縄県のサッカー協会が主催した全国大会で準優勝の成績を残しています。
前泊誠輝さん「今年もそのまま勝って行ったら、ソーマとまたベスト4であたる。今回は負けないように、再々リベンジで勝って決勝まで行って、自力で(全国大会)行きたい」
この三和の前に立ちはだかる強豪はビーチサッカー日本代表12人のうちの8人が名を連ねる、国内初のプロチーム、ソーマプライアとブラジル人プレーヤーを中心としたレキオスFCの2チーム。
大会には、11月のW杯を控え、全日本の鳥飼監督も選考視察に訪れ、緊張感も漂いました。
さて、では、ここで簡単なビーチサッカーの基礎知識をご紹介!
1チーム5人編成で行われる試合は、時間が1ピリオド12分間の2〜3ピリオド制。1ピリオド12分間は短い気もしますが、通常の芝の上のピッチに比べ、砂の上では、足をとられ、さらに強い日差しは、照り返しもあり、体力は見た目以上に奪われます。
コートの大きさも通常のサッカーの3分の1程度と狭いことから、結果、試合展開は速く、得点シーンも多くなり、一瞬にして攻守が入れ替わるなど、目が離せません。さらに、砂の上でのボールコントロールは難しく、個人技を生かした場面が数多く生まれるのも魅力!プレーヤーも観客も、サッカーの旨みを十分に堪能できるのです!
大会初日、リーグ戦B組に出場した三和ビーチサッカークラブは、順当に勝ち星を挙げていきます。
お父さんの試合には毎回来ているという家族の声援も受けながら、前泊さん、この後の試合も勝って三和がB組を1位通過。決勝トーナメントに進出します。ところが・・・。決勝トーナメントで、チームウェストに三和が苦戦します。
0対0で迎えた最終第2ピリオド。開始5分、1点を決められると、それまでの緊張が切れたように続けざまにさらに2点を奪われます。前泊さんも必至に食い下がりますが・・・。結局0対3で敗れました。
試合後すぐにビーチに飛び込み子どもたちと遊ぶ前泊さん。負けた悔しさを、子どもたちの笑顔と、波で流します。
前泊さん「夢は自分の子どもが大きくなってビーチサッカーの日本代表になってくれたら、自分は練習させていたかいがあるな〜」
そして、全国大会行きの切符をかけて今大会、決勝戦で合間見えたのは、やはり、ソーマプライアと、レキオスFCでした。
ソーマプライア・河原塚毅選手「とくに今回は第1回ということで、ずっと歴史に残る大会だと思うし、国内は国内で、やっぱりチームとして勝たなければならない」
レキオスFC・若林邦広選手「開幕戦はちょっとみんなガチガチなったりして、はじめは上手くいかなかったんですけど、最後の方は気持ちで勝ち上がって来たという感じがします」
試合は、0対0のまま中盤第2ピリオド。均衡を破ったのはソーマでした。11番吉井のコーナーに河原塚が左足で合わせ先制します。しかし、レキオスもその1分後、4番外間が河原塚をかわしてシュート!同点に追いつきます。その後も互いに追いつ追われつで2対2の同点として、最終、第3ピリオドへ!
レキオスは、気持ちで負けたくないと語った若林の言葉通り、果敢にソーマに襲い掛かります!そして、中盤レキオスの8番、ジュリオが頭で押し込み3対2と再び逆転すると、さらに、ジュリオから、右サイドの5番エデルにボールがわたり駄目押しの4点目。ブラジルコンビの活躍で、レキオスFCが第1回大会の初の沖縄県代表の座に輝きました。
初の全国大会は全国12チームが参加して、10月の14日と15日、沖縄で開催されます。なお、準優勝のソーマプライアも、九州大会へ派遣されることが決まっていますので、そこで勝てば、全国大会で再び、県勢同士の対戦も見られる可能性が残っています。
ザ・スポーツ 高校選抜野球 金城長靖の活躍は!
高校野球の日本選抜に選ばれている八重山商工の金城長靖君。ハンカチ王子斉藤君の影に隠れて活躍がなかなか伝わってきませんが、日本時間の今朝、マウンドに上がりました。
遠征第4戦に挑んだ日本選抜は西部選抜と対戦。八重山商工の金城長靖選手は、この日、ベンチスタート。日本は、7回に、11安打の猛攻で一挙10点を入れて、アメリカ選抜を突き放します。
そして金城が登場したのは、16点の大量リードをもらった9回のマウンドでした。金城は大リーガーの卵たちを相手に、リラックスしたピッチングで先頭バッターを三塁ゴロに打ち取ると、続く2番バッターを三振、そして、最後のバッターも三振に仕留め、金城が最後を締めて、日本選抜が16対3で圧勝、2勝目をあげました!