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鳥たちのいたずらが高じて不思議な現象が起きました。那覇市久茂地川沿いのデイゴ並木にある枯れたデイゴの木から別の植物が芽を出して周囲の人たちを驚かせています。
久茂地川沿いには2、3メートル置きにデイゴの木が植えられていますが、葉が全く無くなっているこの木の幹から、別の葉っぱが生えています。これはガジュマル。
川沿いのおすし屋さんに務めている板前さんが一本だけ枯れているデイゴを不思議に思っていたところ、ガジュマルを見つけました。植物に詳しい東南植物楽園の学芸員、比嘉さんによりますと「鳥がガジュマルの実を食べて枯れたデイゴに糞をして芽が出たのではないか」と話しています。
枯れて腐食した部分から栄養を得るため、放置しておくと、ガジュマルがどんどん成長してデイゴを覆いつくすだろうということです。