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あの悲劇から62年がたちました。学童疎開船・対馬丸の戦没者慰霊祭がきょう、那覇市の慰霊の塔で行われました。

対馬丸は62年前のきょう、九州へ疎開する学童ら1788人を乗せて悪石島近くを航行中、アメリカ軍の潜水艦の魚雷攻撃を受けて沈没。生存者はわずか280人で、学童775人を含む1418人が犠牲となりました。今年の慰霊祭には遺族ら300人余りが参列。犠牲者を祭った小桜の塔で、平和の誓いを新たにしました。

遺族「ごめんなさいというお詫びですね。安らかに眠ってくださいということに尽きる」「主人の弟と妹が亡くなったんですよ・・」「これを身近に感じて、平和な世界が来るように一人一人が気をつけなければ」

悲劇から62年が経った現在、遺族の高齢化が進んでいて、遺族らは2年前に開館した対馬丸記念館で戦争の悲惨さを伝えています。