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11月の知事選に向けた候補者選びは、与党が一歩リードした形となりました。与党の選考委員会は仲井真弘多さんの擁立を正式に決定し、きょう仲井真さんに出馬要請を行いました。

きょう午前の委員会では、幹事会が沖縄電力会長の仲井真弘多さんを擁立する方針を報告し、委員に諮りました。委員会では仲井真さんの擁立を全会一致で承認し、その直後、あらためて仲井真さんに出馬を要請しました。

仲井真弘多さん「いろいろな分野の立派な方々のなかで、私のようなものをお決め頂いたことはたいへん身に余る光栄でございます」

仲井真さんは「少し時間を頂きたい」とこたえましたが以前から仲井真さんは出馬に前向きな態度を示していて数日中には正式に出馬を受諾するものとみられます。

一方、候補者の絞込みが難航している野党ですが、きょう市民団体が早急に絞り込み作業をおこなうよう要請しました。6者協議の新里座長らをたずねたのは平和市民連絡会の一行で「今度の知事選は反基地運動の総決算であり反自公の戦いではない」と野党としての人選をいそぐよう伝えました。

新里座長「なかなか容易じゃないですね、それぞれ政党や団体の考えがあって」「とりわけ私たち、全会一致を目指してやってきてるものですから」

6者協議会はこのあと7時から選考委員会をひらき各党や団体の幹部も揃え全員体制で今夜中の決定を目指すと話しています。