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映画ではなく現実の海賊対策で訓練です。

東南アジアの海の安全を守ろうと各国と連携した訓練に参加するため、海上保安庁の派遣団がマレーシアに出発しました。

今回の派遣は東南アジア海域の海賊や海上テロなどの不法行為に対応するため、周辺国と連携して訓練などを行うもので、海上保安庁の職員15人と第十一管区海上保安本部所属の大型ジェット機1機が派遣されました。

那覇航空基地で行われた出発式で宮本本部長は「各国と連携して海賊や海上テロ対策を更に強化して欲しい」と訓示しました。

航空機に乗り込んだ派遣団は午前10時に最初の派遣地マレーシアに向けて那覇空港を飛び立ちました。一行は5日間の日程で、マレーシアとフィリピンそれぞれの海上保安機関と飛行訓練などを行ないます。