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亡くなった児童の名誉回復が目的です。おととし、旧与那城町の伊計小学校で、テレビが落下して児童が死亡した事故で、遺族がうるま市を訴えた裁判の初めての口頭弁論が開かれました。

この事故はおととし11月、旧与那城町の伊計小学校で当時3年生の児童が台から落下した重さおよそ40キロのテレビの下敷きになって死亡したものです。児童の遺族は、テレビが極めて不安定な台に設置されていた責任は学校側にあるとしておよそ4700万円の損害賠償を求めているほか、事故直前に児童が教室を走り回っていたと記載されている旧与那城町の報告書について、その事実はなかったとして訂正を求めています。

被告のうるま市側は法廷には出席せず、書面を提出して全面的に争う構えを見せました。