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ことしから2学期制を導入した学校が多く、夏休みの開始もバラバラですが、今週からはどの学校も夏休みに入っているようです。県内各地の行楽地では子どもを対象にした様々なイベントが開かれていて、きょうはそんな中から二つ紹介します。始めはおきなわワールドでの洞窟探検です。

子どもたちはもう夏休み。南城市のおきなわワールド、文化王国・玉泉洞では冒険心にあふれる子どもたちや親子を対象にした洞窟探検の催しが行われています。

きょうの洞窟探検には長崎と大阪から観光に来た2組の親子が参加。15分程度簡単な説明を受けた後、さっそく鍾乳洞の中へと入っていきます。探検するのは観光用のルートのすぐ傍にある全長250メートルの洞窟。そこは暗闇が支配する別の世界が広がります。頼りはヘルメットに付いた小さなヘッドライトだけ。親子は鍾乳石が織り成す自然の芸術に目を凝らします。

1ミリ伸びるのに3年の歳月がかかるという鍾乳石。親子はその貴重な鍾乳石を折らないよう、慎重に先へ進み、一番深い、地下40メートルの地点に差し掛かりました。

水は胸元まで迫ります。不安定な足元。カメラマンにも疲れが出始めました。

そして洞窟に入ってから1時間。洞窟の神秘を十分に味わって探検は終了。

子ども「ちょっと怖かった」「コウモリも見れたしとても面白かったです」

父親「久しぶりに童心に返ったような感じで私の方が楽しんでいました」

この洞窟探検8月いっぱいまで行われていて、幼稚園児以上が対象となっています。(小学校4年以下は保護者同伴)

比嘉記者「ホントにいい天気です!海や山もいいですが、たまには緑に触れあうのはいかがでしょう?海洋博記念公園の植物園では、親子で楽しめる植物をつかった工作教室が開かれています」

植物と触れ合うことで緑に親しんでもらおうと年間を通して開かれているこの工作教室にはファンも多く、毎月のテーマごとに通う人もいるほど。特にに夏休み期間中は家族連れを中心に多くの参加があり、週末は100人を超すこともあるそうです。

比嘉記者「子供たちに混じっていっしょに作っていますが手先が不器用なので、子どもたちに追い抜かれてしまいました。クロツグというヤシの葉っぱをつかってバッタを作っています」

子ども「(Q:こういう葉っぱを使ってつくったことありますか?)ありません。(Q:初めてやってみてどう?)おもしろい」

子ども「(Q:面白い?)難しい。(Q:どういうところが難しい?)こう、編むところ」

お母さん「やったことのないことを体験できるので良かったと思います。(Q:お子さんの工作の出来栄えは?)とてもいいと思います!(Q:100点満点?)はい!(笑)」

長い夏休み、親子で楽しめる工作教室はいかがでしょうか。