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今月20日に就任したケビン・メア米国総領事が挨拶のため稲嶺知事を訪ねました。しかし、普天間基地問題やパトリオットの嘉手納基地への配備については触れませんでした。
ケビン・メア新総領事はアメリカ大使館で安全保障部長を務め、在日アメリカ軍再編ではアメリカ国防総省のローレス国防副次官と連携し作業を進めた人物です。
きょう午後、県庁に訪ねてきたメア総領事に対し、稲嶺知事は県民が基地の縮小を望んでいることを伝えました。これを受けてメア総領事は次のように述べました。
メア新総領事「縮小できたらすごく沖縄にとって有利に働く。我々の日米関係にとっても有利に働くと思っている」
メア総領事は、日米が合意した再編計画が着実に進められるよう努力したいと述べました。ただ、稲嶺知事が拒否している普天間基地の辺野古沿岸部への移設についてや、県内で不安が広がっている迎撃ミサイルパトリオットの嘉手納基地への配備については触れず、表面的な会話に終始しました。