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那覇市の新都心にある日本銀行那覇支店の移設予定地から沖縄戦当時の大量の不発弾が発見されました。現場はかつての激戦地でした。
不発弾が見つかったのは那覇市おもろまちの日本銀行那覇支店の移設予定地です。
きょう昼前、工事現場の地面から煙が出ているとの通報から陸上自衛隊の不発弾処理隊が出動し、煙が出ていたアメリカ製のロケット弾一発を処理しました。
現場の土の中からは、このほか全長およそ60センチのアメリカ製の迫撃砲弾23発や艦砲弾、さらに小銃弾110発などが次々と確認されました。不発弾は合わせて140発にのぼり、自衛隊員が慎重に回収作業にあたっていました。
現場は沖縄戦当時シュガーローフと呼ばれ、旧日本軍とアメリカ軍が長期間にわたり争奪戦を繰り広げた激戦地です。自衛隊によりますと一ヶ所の現場からこれほど大量の不発弾が回収されるのは珍しいということで、道行く人も心配そうに作業の様子を見ていました。