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夏の夜に咲く花として知られるサガリバナが見ごろを迎え、香りとともに美しい花を咲かせています。

那覇市国場の大嶺秀雄さんの庭に植えられているサガリバナの木は樹齢43年、高さおよそ5メートルと大きく、梅雨が明けた先月下旬から花を開き始めました。

先の台風3号で大半のつぼみが飛ばされてしまいましたが、連日、日が暮れると垂れ下がった枝に連なるようにピンクの花が咲き始め、あたりがすっかり暗くなる頃には房のような花が次第に開くと同時に、ほのかな香りが庭中を包みます。

夜が明けると散ってしまう命の短いサガリバナの花を一目見ようと訪れた人々は、神秘的な夏の夜の花見を楽しんでいました。

サガリバナの花は来月まで見ごろが続きます。