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おじい・おばあのぬちぐすい!「を、つくるヒト」。市民の台所、那覇市の農連市場には今朝も元気な声が響いています。その元気のもと、朝ごはんを作っているのが金城勝代さん。食堂「モーニングステーション」を始めて8年、まいあさ市場で働く人たちのために朝ごはんをこしらえます。金城さんのおふくろの味が、大人気!なのです。
金城さん「ほんとにここは女性が主導権を握っていて、しかもその女たちの細腕でみんなたくさんの子供を大学にいかせたりね」
実は金城さんのお母さんも、農連市場で働いて金城さんを育てました。大学を出て39年の間、小学校の教員を勤め上げた金城さんが選んだ第二の人生の舞台が、ここ農連市場なのです。
金城さん「39年、はそういう人生でしたけどおそらくこっちの人生の方が充実して私の一生に残るんじゃないかなって」
そんな金城さんが作るみんなのぬちぐすいはこちら!一時間以上お釜でコトコト炊いた柔らかーいおかゆ!おかずは毎朝市場で売られる野菜炒め、もちろんすべて手作り。これを食べるために毎朝かよう人もいるほど。
金城さん「たくさんの方々との出会いとか市場の女たちの生き様がすごく私にとってとてもありがたいことだし、尊い時間だなと。だから人生のすべてがわかって、やってよかったなって」
市場の協同組合代表の顔も持つ金城さん。あったかい朝ごはんを作りながら、昔の元気な農連市場の復活を目指す日々です。