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アメリカ軍が最新鋭の迎撃ミサイル「パトリオット」の嘉手納基地への配備を決めたことに対し、嘉手納町議会は30日にも反対決議を行う方針を決めました。
「パトリオット」は、他の国から発射された弾道ミサイルを着弾前に迎撃するもので、アメリカ軍が嘉手納基地に24基配備する方針を決めています。
この動きに対し嘉手納町議会はきょう緊急に基地対策特別委員会を開きました。
はじめに町の基地渉外課長が「外務省沖縄事務所や那覇防衛施設局に確認したところまだ協議中で答えられないとの回答だった」と報告し、政府への不信感が噴出しました。
このあと、パトリオットの配備は住民の負担増加で基地機能の強化でもあるため「反対」との意見で一致し、配備計画を撤回するよう日米両政府に求める抗議決議を30日にも採択することを決めました。
基地対策委員会・田仲康栄委員長「F-15の事故の度重なる事故、即応訓練の激化」「さらに新たなミサイル配備は嘉手納基地が大変な基地になってしまう」
パトリオットの配備には嘉手納町・北谷町・沖縄市でつくる三連協もあす記者会見を開き、反対を表明する方針です。