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一回目のテーマは「宮古の湧水について」
環境問題を県民に広く考えてもらおうと、地域環境セミナーがきょう県庁で開かれました。
このセミナーは県が今年度から始め、一回目のきょうは宮古島の湧水に棲む生物を通して自然環境の保全を考えました。講師は、宮古島の湧水に棲む生物の調査研究を続けている琉球大学非常勤講師の藤田喜久さんです。
藤田さんは宮古島の湧水にはミヤコオカガ二やエビ類、オオウナギ、ミヤコヒキガエルなど絶滅が危惧される希少種が多いと説明しました。
その上、開発で湧水が枯れたり、乱獲されるなどして生物が棲めない環境の危機にあると指摘し早急な保護対策や環境教育の必要性を訴えました。
会は2ヶ月に一回のペースで開かれ、親子で参加できるセミナーも予定されています。