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こちらは一部避難勧告解除です。
那覇市災害対策本部は首里の倒壊の恐れがあるマンションの周辺住民に出されていた避難勧告をきょう午前解除しました。
那覇市災害対策本部は、これまでの測量調査を分析した結果、地盤沈下はほぼ治まった状態で、倒壊の危険性のあるマンションにも変化が見られないと判断。きょう午前10時に、避難指示が出ているマンションと隣接するアパートを除く、周辺の６世帯25人の避難勧告を解除しました。
しかし、マンションとアパートの19世帯46人については依然避難指示が出されていて、緩和されるメドはたっていません。
また、この現場からきょう、迫撃砲弾と見られる不発弾が発見されました。
金城記者「首里のマンション陥没現場から不発弾が発見されました。あの白い土のうが置かれているところに保管されています。おそらく陥没した現場を復旧作業した際に出たものと思われます」
この不発弾は現場近くの道路に沿った排水溝が亀裂しているために復旧作業をしていた作業員らが発見し、警戒の当たる消防と警察に連絡しました。不発弾はかなり錆びていて、直ちに危険というものでないため、自衛隊の不発弾処理隊が今月23日に運び出す予定です。