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23日の慰霊の日を前に、戦争と子どもたちをテーマにした写真展が糸満市の平和祈念資料館で始まりました。

沖縄戦の悲惨さと平和の尊さを考えてもらおうと開かれた写真展には、アメリカ軍が撮影した記録写真が展示されています。親を亡くし、生まれたばかりの赤ちゃんを背負い立ち止まる少女や戦闘で傷つきアメリカ兵の手当てを受けている子どもたちの姿など、戦火をくぐって生き残った子どもたちの表情が写し出されています。

また、学校で戦意を高揚させるために戦時中に使われた教科書も展示されています。

石川県から訪れた高校生は「戦争の悲惨さが伝わってくる。子どもが犠牲になる戦争はやってはいけない」と話していました。

この展示会は来月17日まで開かれています。