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きのう、今帰仁村でマイクロバスとダンプカーが衝突し、マイクロバスに乗っていた20人が怪我をした事故で、現場の交差点は、わずか半年間で10回も事故が起きていたことが分かりました。事故が頻発する交差点を検証しました。実近記者です。

区長「やっぱり10件ぐらいはありますよ(10件?)はい」

「この交差点が、事故が起きた交差点」きのうの事故では、県道を走っていたマイクロバスと村道を走ってきたダンプカーが衝突したもので、マイクロバスの20人が怪我をしました。県道が開通したのは、半年前の去年12月。そして開通後から、この交差点では事故が続発しているのです。交差点の角にあるこちらの住宅では、車が家に飛び込んできたと言います。

住人「うちの門に横転してひっくり返ってきた」「こっちは大きいでしょ、道路が、あちらは小さいですからね。こっちが優先だと思うみたいですね」

「村道を走ってきた車はそのまま通過していきます。」

優先道路の村道で、車は一時停止する義務はありません。しかし、狭い道から、広い道路に飛び出す車はやはり危険です。しかも、「一方、こちらは県道ですが、県道を走ってきた車もあーそのまま行ってしまいました。通過していきました」

きのうの事故も県道を走っていたバスが一時停止を怠ったのが原因です。なぜ、車は止まらないのでしょうか?

県道側には一時停止を呼びかける標識が、確かにあります。しかし、「一時停止」の横には、「徐行」を呼びかける看板も。いったい、一時停止なのか、徐行なのか、ドライバーを惑わします。さらに私たちは、きのう、バスが走っていた県道を、実際に、同じ方向に走ってみました。すると、交差点が、見えません。交差点に至るまでの道が上り坂になっているため、道路が交差していることが分からないのです。

区長「是非、信号機をつけてもらわないと、またこれから事故がいくら起こるかは計り知れない」

住人の要望に対して警察は

副署長「この場所については、警察本部に対して信号機を設置してもらいたいという要請をしております」

しかし、県警本部によりますと問題の交差点は。交通量が少ないなどの理由で、信号機を設置する予定はない、ということです。