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先の大戦で多くの県出身者が犠牲となった南洋群島で、戦没者の霊を慰める墓参団の一行が今朝、サイパンに向け出発しました。
南洋群島には大戦中5万5000人の県出身者が渡り、およそ1万3000人が亡くなりました。今年で37回目となる墓参には最高齢の90歳の遺族など140人あまりが参加しています。空港で行われた結団式で宜野座朝憲団長は「墓参をこれからも続けその意義を子や孫たちに引き継いでいくことが大きな責務です」と挨拶し、結団式に出席した嘉数副知事は「異郷の地に眠るみ霊を慰め、現地との親善を深めてきて下さい」と激励しました。
一行は来月2日までの日程で、サイパンやテニアン、ロタ、パラオを巡り、慰霊祭を行います。