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九州・沖縄では初めての登録です。糸満市の「喜屋武海岸及び荒崎海岸」が登録記念物として登録されました。「喜屋武海岸及び荒崎海岸」は波の侵食を受けた岩が連続し、独特の植生などが見られる美しい海岸景勝地で、芸術的価値が高いと評価されました。

この海岸は一度失われると再現することが容易でない脆弱さを持っていることから、国の文化審議会が保存しながら活用できる登録記念物が望ましいと判断したもので、九州・沖縄では初めての登録記念物です。

また、大小ふたつの円形の池が並ぶ宮古島市・下地島の「通り池」は名勝及び天然記念物に指定されました。

「通り池」は表層部分が淡水、下層部分が海水で海底には珊瑚が成育。池と海がつながっている形態は景観と共に地質学上も高く評価されています。

県内では国指定の名勝が5件、国指定の天然記念物が40件となりました。