※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

来週にも予定されるアメリカ軍再編の閣議決定に知事は不満です。稲嶺知事は、決定前に額賀防衛庁長官と意見交換が必要と語り、会談したい意向を示しました。

在日アメリカ軍再編の閣議決定は、日米で合意した再編計画への政府としての対応を明記することになります。

この閣議決定に関して稲嶺知事は、先週防衛庁と交わした基本確認書は辺野古沿岸へのV字滑走路の建設を容認したものではないとの観点から、閣議決定までに額賀防衛庁長官とメッセージの交換は必要と強調し、会談したい意向を示しました。

また、普天間基地の危険性を早期に除去するため、県が求めている暫定ヘリポート案が閣議決定に明記される必要があるかとの質問には次のように答えました。

稲嶺知事「仮定の話には答えませんが、県としては、県の考え方と言うのをすでにはっきり出してますから、それがしっかりと受け止められるよう、ただ全力を尽くすだけです」

稲嶺知事の発言には、県が提案した暫定へリポート案が閣議決定に記されなかった場合でも政府との協議を継続していく姿勢を示したものといえます。