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おとといから沖縄を訪れている国連人権委員会の特別報告者ドゥドゥ・ディエンさんが会見し小さな地域にアメリカ軍基地を集中させている状況は不平等だと指摘しました。
ドゥドゥ・ディエンさんは国連の人権委員会が任命した人種差別・外国人排斥などの特別報告者のひとりです。ディエンさんは去年、日本を調査した報告書を出していて日本政府が沖縄にアメリカ軍基地を存在させ続ける事は沖縄の人々の基本的人権の尊重と両立するのかと勧告しています。
今回の訪問はその沖縄の現状を確認するためで普天間基地や辺野古、平和の礎などの視察や沖縄戦や差別について聞き取りなどをし平和を求める心が人権を確立する財産だと指摘しました。
国連人権委員会特別報告者ドゥドゥ・ディエンさん「平和というのは社会生活の基盤であり人間は平和と人権を求めて闘ってきた、平和の希求と人権擁護は深く密接に関わっていると思います。」
そして東京に戻り政府に対し、沖縄へ基地が集中する不平等を指摘し今後の報告に生かしたいと話しました。