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きょう5月15日で沖縄が日本に復帰して満34年になります。
沖縄が日本復帰を果たしたのは1972年。実はその一年前に「基地のない平和な沖縄」を願って作成されたのが「復帰措置に関する建議書」でした。建議書には「自治の自立」や「反戦平和」など、沖縄の人が求める未来像が描かれていました。
あれから34年。日米両政府は今月初めに在日アメリカ軍再編の最終報告をまとめました。「沖縄の基地の負担軽減と抑止力の維持」を目標にすすめられたものの、普天間基地の移転先は名護市辺野古沿岸部へ、海兵隊約8000人のグアムへの移転や嘉手納基地以南の基地の返還は普天間基地の移設とセットとなるなど、34年たった今もなお、沖縄は基地に翻弄されているのが現状です。
この建議書についてはきょう夕方6時28分からのステーションＱで、詳しくお伝えします。