※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

稲嶺知事は政府の沿岸案に合意したのか、しないのか。東京から戻った知事、きょう夕方改めて会見しました。最も気になる点について知事は明確に示しませんでした。

質問1 政府は県と事実上合意したと見ているが−

知事「額賀長官が協議はこれからですよと、これからの協議について継続して誠意を持ってお互いに継続的に協議をしていきたいとはっきりおっしゃっている。ここで確認したということは、それでスタートしたということです」「スタートしてお互いに継続的に協議をしていくことに非常に大きな意味があると思います。」

質問2 確認書には、基地の固定化を避ける言葉がないが−

知事「県は県としての考え方を。盛り込まれることは当然希望いたします。」

質問3 総理には、辺野古政府案拒否の姿勢を伝えなかったのか−

知事「沖縄の基地問題については、過去61年間の長い歴史の中から、県民の中には大変な熱い思いがありますという状況を説明して、額賀長官とは継続して話し合いをしていく状況になっているので、総理としてもその辺をよくお話しをお聞きして、対応してほしいと要望しておきました。」

この問題は決着したと見ている政府は、今月19日にもアメリカ軍再編の最終報告を受けての閣議決定を行う方針です。きょうの知事の会見ではまだまだはっきりしないことが多かったわけですが、このあと県政策参与の比嘉良彦さんに直接疑問をぶつけます。