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先月から八重山諸島の海岸を中心に多数の廃油ボールが漂着している問題で、石垣市の白保海岸では地域住民による回収作業が行なわれました。

白保の海岸に漂着した廃油ボールは小さいもので直径1センチ、大きいものでは10センチほどで、けさからの回収作業には白保の漁業関係者や住民が参加しました。海岸線には廃油ボールの他にも多量の漂着ごみが流れ着いていて短時間の間に多くのごみが回収されていました。

先月から八重山諸島を中心に漂着が相次いでいる廃油ボールはこれまでの調べで、同一の船舶から違法排出された可能性が高いことが分かっていて、11管区海上保安本部では油の排出先の特定を進めると共に今後も関係機関と協力して除去作業を行なう方針です。